高層ラックで限られたスペース内の保管効率を改善
ブランドシューズ、ブランドスニーカー、ヤングカジュアルシューズなどの靴や、服飾雑貨の販売・企画を行っていらっしゃるお客様へ「高層ラック」をご提案させていただいた事例をご紹介いたします。
お客様の課題
EC事業を新しく始めることとなり、受注から梱包・発送、問合せ対応まで一箇所で行えるフルフィルメントセンターの立ち上げを計画されておりました。
現状の課題として、自社倉庫でBtoB、BtoC両方を行われていますが、WMSなどを使用せずに属人的な運用をしている事と、今後SKUの増加に伴う保管効率の改善の必要がなことがあげれれました。
今回の課題解決へのご提案
まず、今回は保管効率の改善から着手をすることとなり、課題である保管効率の改善を行うために、高さ3000mmの高層ラックをご提案しました。
今後のSKU増加に対応するためには、限られたスペースの中で、できるだけ多くの商品の保管をする必要があり、天井の高さを有効活用できる高層ラックが最適だと思いご提案しました。
高層ラックとは?高層ラックの特徴
最大の特徴は、「垂直スペースの最大限の活用」が挙げられます。高層ラックは、限られた床面積で垂直方向のスペースを最大限に活用できます。商品を高く積み上げることで、保管能力を向上させることができます。
また、多様な商品の保管に適していて、サイズや形状の異なる多様な商品を保管するのに適しています。特に靴や衣類など、取り扱いアイテムが多様な業界では、各商品の特性に合わせて棚の高さや幅を調整できるため、柔軟な保管が可能です。
WMSとの組み合わせによってロケーションや在庫管理も効率的に行うことができ、正確な在庫情報や商品の位置を把握することで、出荷作業の迅速化やミスの軽減が可能となります。
さらの、安全性もラック間をつなぎあわせて補強を行い確保されています。
今後の改善
取扱が「靴」という特性上、SKUが商品ごとでサイズ、色などが増えていくため、ロケ管理と在庫管理が適正に行わないと、出荷生産性が低下し、売上の減少や不良在庫が生じてしまう恐れがあります。そのために、今後の計画としてWMSでのロケーション管理を行い、さらにコンベヤ+シュリンク包装機+オートラベラーでの検品梱包ラインの自動化もご検討いただいております。