メッシュパレット 導入事例
農作物の出荷をメッシュパレットで行うことによるコスト削減と効率化
ある農場を営むお客様では自社でとれた農作物の出荷にメッシュパレットを通い箱としてご採用頂いています。 メッシュパレットにて出荷する製品は主に根菜や葉物野菜となります。具体的にはキャベツ、玉葱、カボチャ、大根、牛蒡、白菜 などです。 製品の農作物は出荷を待つ間、メッシュパレットに入れられ保管されます。製品を入れたパレットを段積することで、より少ないスペースで出荷製品保管ができ、場所の有効活用ができます。
出荷にメッシュパレットを通い箱として使用することにより、段ボール等の梱包資材費用はもちろんですが、 出荷時の梱包作業の簡易化と梱包にかかる人件費の削減、メッシュパレット段積みで製品のトラック積載効率を向上させ、運搬費用の削減に成功しています。
また、出荷に使用したパレットは折り畳んだ状態で回収することで回収時にかかるコストも最小限に抑えることができます。 それだけでなく、繰り返し使用できるのでゴミを出さず、廃棄時にも材質が鉄なのでリサイクルが可能であり、エコの観点からも優れた運送手段となっております。
トマト等デリケートな製品はメッシュパレットによる運搬に向きませんが、 メッシュパレットを用いた運搬が可能な葉物野菜や根菜類の出荷がございましたら、是非一度メッシュパレットの運用をご検討頂ければと思います。
メッシュパレットとは
メッシュパレットはその名の通り、周りがメッシュ状の板で囲まれた鉄制の箱型パレットです。
ボックスの下に100mm程の脚がついており、その隙間にフォークリフトの爪を入れて容易にフォークリフトでのハンドリングができます。 ≪パレティーナ≫、≪網パレット≫、≪メッシュボックス≫、≪ボックスパレット≫等さまざまな呼ばれ方があります。
特徴としては、大きく下記2点が上げられます。
①使用するときは箱型に組み立てるが、使用しないときは折り畳で平たくなるため、畳んだ状態で積み上げることにより、使用しない時のメッシュパレットの保管や車両への積載効率をあげることができる。
②メッシュパレットを組み立てても最大4段まで段積みできる為、荷物を入れた状態で倉庫でそのまま保管ラックとして利用ができる。また、荷物を入れた状態で段積みしてコンテナやトラック輸送を行えば、運搬効率を上げることができる。
工事現場で資材や足場の運搬に使われているのをよく目にしますが、解体現場での廃材の運搬や産廃・リサイクル・古紙・スクラップ業界で荷物の回収、 金属製品を取り扱う工場で製品の納品時、農園などでの収穫物の運搬などによく使われています。 今回は農園の客様にてメッシュパレットでの製品出荷を採用頂いた事例についてご紹介させていただきます。