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倉庫のコスト削減はココから取り掛かる!
もはや物流費が聖域である時代は終わりました
「物流費」の売上に対する比率は製造業で4.79%、卸売業で5.11%、小売業で4.19%となっており、人件費や家賃に次いで大きな割合を占める費用です(※日本ロジスティクスシステム協会資料)。にも関わらず、今まで聖域としてコストカットの対象から外れていたのが、物流費です。避けられないグローバル化や業種間競争が激しさを増す中、物流コストの見直しは、もはや手をつけられない「聖域」ではなくなってきたのです。
そんな削減できれば効果の大きい、物流費の見直し手法をご紹介します。
物流費改善を妨げていた要因と解決法
長年継続してきた取引への安心感や、物流業者・システム変更に伴う納品への影響の心配、はたまた物流業界の見えない相場など、物流費は聖域として、長い間コストカットされてきませんでした。しかしながら、売上高に対する比率が大きいのも事実で、物流費削減はコスト改善で必須となりつつあるのが現状です。
コスト削減対象となるポイントを押さえれば、確実に物流費のコスト削減につながるのです。
物流コスト削減の切り口
物流コストの削減には、「単価低減」、「拠点集約」、「効率改善」の3つの切り口があります。拠点集約には一定の物流規模が必要となりますが、他の2つの切り口では、どのような規模でも取り組むことができます。
配送トラックチャーター運賃の見直しや、倉庫賃借料の見直しに当てはまる「汎用化」は、「単価低減」に貢献します。一方、輸送にともなう積載率、回転率、実車率を高めるための改善や、保管効率向上のための積み方の見直し、さらには保管方法改善などの「標準化」は、「業務効率改善」につながります。
加えてコスト削減を図るには、競合他社の荷物や業務と、自社商品の流れを合わせて考えることで、業務効率アップを図る「共同化」により、荷主と物流業者が一体化した取り組みが必要となります。
自社のみで情報を囲い込むと、本来得られるコストカットの効率も悪化しかねません。競合だからと警戒し過ぎず、ある一定面ではオープンになって、3PLと情報共有してみましょう。
物流コスト削減ノウハウをお探しなら「物流倉庫プランナーズ」
ウェブや業界誌など、情報はあらゆるところに溢れています。時間が許せば、自社で有益な情報をリサーチするのもいいでしょう。しかし忙しい現代、リサーチの為に、時間が限られているのも事実です。そんなときは、ぜひ相談してみましょう。
「物流倉庫プランナーズ」なら、現在の自社物流コスト削減課題の洗い出しから、自社に見合った3PL業者の選定まで、幅広く相談に乗ってくれます。「単価低減」、「拠点集約」、「効率改善」のどこからアプローチすればいいのか、あなたに合ったヒントがあります。ぜひ一度気軽に連絡してみてください。
おわりに
配送費や保管費(倉庫賃料など)、人件費に物流設備費、情報システム費や倉庫のランニングコストまで、さまざまな費用で構成されているのが、物流費です。複雑に見える倉庫のコスト削減には、さまざまな手法の中から適切な方法でアプローチできるのです。
今まで目をつぶってきたからこそ、コスト削減に真剣に取り組んだ際の効果は絶大です。この際、一度じっくりと自社の物流システムについて、継続的改善プランを練ってみるのはいかがですか?