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令和6年 ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠とは?

令和6年 ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠とは?

令和5年度の補正予算で、経済産業省より「中小企業生産性革命推進事業」が発表され、令和6年も、ものづくり補助金、IT補助金、事業継承・引き継ぎ補助金が令和6年度も引き続き実施が予定されています。
中でも、ものづくり補助金では「省力化(オーダーメイド)枠」を新設し、補助上限額を大幅に引き上げ、省力化投資を重点支援しています。

ものづくり補助金

ものづくり補助事業公式ホームページ 公募要領(18次締切分)資料より抜粋

募集要項

・補助対象者
ものづくり補助金 補助対象 出典:経済産業省「令和3年度補正予算案の概要」

・補助率(従業員数により異なる)詳細は上記資料参照
・補助金額 (従業員数により異なる)詳細は上記資料参照
・賃上げを行う
 ①付加価値額 年平均成長率+3%以上増加
 ②給与支給総額 年平均成長率+1.5%以上増加
 ③事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上

省力化(オーダーメイド)枠の概要

省力化(オーダーメイド)枠の概要

ものづくり補助事業公式ホームページ 公募要領(18次締切分)資料より抜粋

申請要件(下記の3つの要件を満たす必要があります)

1. 3~5年の事業計画期間内に補助事業において設備投資前と比較して労働生産性※1が2倍以上となる事業計画を策定すること
(※1 労働生産性は「付加価値額(付加価値額の算出が困難な場合は生産量)/(労働人数×労働時間)」とする。完全自動化の場合は「(労働人数×労働時間)」を便宜的に0.1とする。)
2. 3~5年の事業計画期間内に投資回収可能※2な事業計画を策定すること。
((※2 投資回収年数は「投資額/(削減工数×人件費単価)」とする。)
3. 外部SIerを活用する場合、3~5年の事業計画期間内における保守・メンテナンス契約を中小企業等とSIer間で締結し、SIerは必要な体制を整備すること


上記が申請の要件となっております。オーダーメイドの考え方が難しいですが、機械や既製品のロボット単体ではなく、既製品にデジタル技術を掛け合わせてシステムなどと連携を行う必要があります。
省人化ロボットの場合、導入際に何らかのカスタマイズをいれる場合が多く、この点は問題がないかと思われますが、どのような点で独自で行ったかを明確にして申請をする必要があるかと思われます。

他の省人化補助金との使い分け

省人化補助金は令和6年度から開始予定の、大規模成長投資補助金や中小企業省力化投資補助金が始まる予定で、いずれも賃上げが条件になっております。
しかし、企業にとっていままでこのような省人化機器への大きな補助金はあまりなく、企業を成長させるチャンスといえます。
各種補助金の申請要件や補助金額はそれぞれ異なりますので、どの補助金が最適なのか、申請はどのようにしたらいいかなどもわからなくなってくることもありますので、補助金のことでお悩みの際はご遠慮なくご相談ください。

▽関連製品
補助金ダウンロード資料https://lplanners.jp/content_download/hojyokin_2024/

セミナー動画の視聴

省人化補助金セミナー動画の視聴 https://lplanners.jp/seminar/syoujinka_hojyokin/

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