新着記事 一覧
人気記事 一覧
記事キーワード検索
SNS公式アカウント
RSSから記事を購読
通販事業拡大の肝は「物流」
EC事業を伸ばしていく中で、重要な事項の一つは「物流」
経済産業省によると令和3年の日本国内のBtoC向けのEC市場は20.7兆円(前年19.3兆円、前々年19.4兆円、前年比7.35%増)に拡大しています。
また、令和2年の日本国内のBtoB向けの通販市場規模は372.7兆円(前年334.9兆年、前々年353.0兆円、前年比11.3%増)に増加しています。
どんなにいろんなマーケティング施策や販売促進の施策をおこなっても、商品が発送されなければ売り上げを伸ばすことはできません。
つまり、EC事業を伸ばしていく中で、重要な事項の一つとして、「物流」が挙げられます。
引用:経済産業省 電子商取引に関する市場調査
https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812005/20220812005.html
通販市場における物流の課題
では通販市場における物流の課題はなんでしょう。
大きくは3つ挙げられます。
- 1.物流の工数増加
- 2.波動対応
- 3.ラストワンマイル
1.物流の工数増加
そもそも物流とは、「物的流通」の略で、商品をお客様へお届けする過程のことを指します。
どんな過程があるかというと、大まかには、
①入荷・検品→②在庫管理・保管→③ピッキング→④流通加工→⑤梱包包装→⑥出荷・配送
が挙げられます。
特に②~⑤は、取り扱うアイテムのサイズや種類などによって異なりますので、かかる工数も様々です。
特にBtoC向け通販ではBtoBでの販売よりも工数が多くかかることがあります。
具体的にはラベルや値札を貼ったり、ラッピングをしたり、チラシやサンプル品を同梱したりが挙げられます。
この過程における工数が多ければ多いほど、物流費用は上がり、お客様へお届けするのにも時間を要します。
どんな工数がかかっていて、どんなコストがかかっているのかを振り返る必要があるでしょう。
「出荷作業・梱包作業の効率化と改善」https://lplanners.jp/packing/
「個別相談会」 https://lplanners.jp/seminar/robot-meeting/
「保管改善」https://lplanners.jp/products/?productcategory=movement-shelf
2.波動対応
BtoC向け通販でBtoBよりも起こることが多いのが、物流波動対応です。お中元やお歳暮、セールなどで出荷量が増加することがあります。
これを物流波動といいます。特にAmazonや楽天、Yahooなどプラットフォームにアイテムを販売する場合、定期的にセールがあると思います。
「想定していたよりも注文が増えて、セール期間中に出荷しきりなかった」「想定していたより注文が少なく、日雇い派遣の人数に見合わなかった」などといった声はよく聞きます。
物流の出荷キャパに制限がかかり、思ったように売り上げを伸ばすことができないというのは多くの通販事業者が抱えている課題です。
ラストワンマイルとは、お客様にアイテムが到着する物流の最後の接点のことを指します。
通販サイトの口コミで「配達が遅かった」「段ボールに傷がついていた」等といった内容を見たことがある方も多いかと思います。
当日発送や翌日発送、返品無料等利便性が向上したことで、より高いサービスを求めている方がいるのは事実です。
ただしラストワンマイルを実現する中で、ドライバー不足や高齢化、働き方改革による労働時間の制限などにより多くの課題を抱えています。
物流の工数を改善・波動対応ができる状態にしても、ラストワンマイルの改善をおこなえないと意味がないのです。
「アイロジ」https://lplanners.jp/ai-logi/
「人材紹介」https://logi-career.jp/recruiting/
「輸送保管ボックス」https://lplanners.jp/products/dancargo/