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物流倉庫移転や物流アウトソーシングの際に注意すべき点
通販事業の成功法則
現在、日本国内の消費者向けEC市場は13兆8000億円に拡大し、スマートフォン経由の物販ECは約2兆円の市場規模に成長しています。
これを背景にEC事業者様が最近、倉庫業務のアウトソーシングや倉庫移転が増えてきたようです。
今回は、アウトソーシングや倉庫移転に際の注意すべき点についてお伝え致します。
EC事業者様が倉庫移転を計画される理由は、下記2点があげられます。
1. 現在の倉庫とのコストが合わなくなった。
2. 取り扱い物量の拡大により、倉庫スペースが不足した。
現状からより大きくビジネスを拡大するためには欠かせない決断となりますが、ここで注意すべき落とし穴があります。
倉庫移転の大きな3つの落とし穴
入らない!
事前確認不足で、商品が置ききれない。
出荷ができない!
ピッキング作業の効率化が出来ていなく、時間内に出荷が間に合わない。
在庫が合わない!
帳簿在庫と実在庫があわない。
機会損失・お客様からのクレーム対応と信用問題・誤出荷による弁償代金など多大な損失が発生します。
これらの落とし穴に陥ると、機会損失や、お客様からのクレーム対応と信用問題、誤出荷による弁償代金など多大な損失が発生します。
この落とし穴に陥らないため倉庫移転計画の事前準備が最も重要となります。
次に、物流倉庫移転までの確認事項の流れの例をご紹介いたします。
倉庫移転における確認事項
1.現状倉庫の把握
移転前の現倉庫の概要・輸送エリアについて。
2.移転先倉庫の把握
新倉庫の概要(敷地面積・何階建て構造) 以前使用していた業種は?
3.現倉庫と新倉庫の比較
4.現倉庫での問題点(作業効率)
スペース不足・出庫作業や構内各搬送などの荷役作業導線は長くないか、どこが非効率になっているか。
5.現倉庫 在庫保管状況調査
在庫パレット数の把握。収容スペースに対しての使用状況。
6.新倉庫 製品保管棚配置の検討
現在庫保管状況より、必要収容スペース(パレット数・棚数など)を明確にして倉庫図面へのレイアウト設計の検討。
7.現倉庫における管理在庫の層別
現倉庫における在庫管理品を、営業担当別ユーザーや品種などに細分化し、在庫回転率のABC分析をおこなう。ABC分析による在庫回転率調査をもとに、商品保管エリアの選定を行っていく。
8.在庫回転率ABC分析をもとに、新倉庫保管場所の仮設定を行う
受け入れから出荷までの導線の短いものは1階など。
9.新倉庫のレイアウト案の作成
・商品の流れ導線の検討
・商品保管棚の設定
・ラック通路幅の設定
・商品管理棚へのロケーション設定
倉庫移転後は、下記
・商品収容能力が何パレット上がったか。
・出庫~物流加工場までの作業導線は、何メートル(何秒)削減されたか。
・物流加工場~出荷荷添え場までの作業導線は、何メートル(何秒)削減されたか。
など、効果検討して常に改善をしていくことが大切になります。
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