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シュリンク包装機
シュリンク包装とは
シュリンク包装のシュリンク(shrink)とは、英語で「縮む」という意味です。
物流分野では、透明のフィルムで商品をパッケージすることを「シュリンク」または「シュリンク包装」といいます。
シュリンク包装の仕組みとして、「包装機+シュリンクトンネル」の2つで構成され、包装機で袋詰め包装をした後にシュリンクトンネル(熱風炉)を通過させ、加熱することでフィルムを縮ませます。シュリンクトンネルの中ではフィルムを膨張させて縮小させるので、フィルムには空気の抜け穴が必ず必要となります。
フィルムの縮小が不要で、袋詰めだけを行う場合は包装機のみを使用し、シュリンクトンネルは必要ありません。
シュリンク包装機 動画
シュリンク包装機導入により改善可能な課題
- 人手不足の問題を改善したい
- 包装工程の改善をしたい
- バージン性を確保するために導入したい
- 資材費、人件費の削減
導入事例
- 業種:食品卸業
- 取り扱い製品:飲料など
- 課題:包装作業の効率化
顧客から物量を月間で2倍に増やしてほしいという要望があり、これまで手作業でひとつひとつ包装していた作業をを効率化させるため、シュリンク包装機を導入を検討。
導入効果
人手は増やさず包装機導入により、包装作業の効率化を実現。
人件費はそのままで、出荷数を2倍にするというご要望に対応することができました。
シュリンク包装の主な目的とメリットは?
- 美観性
化粧品ボトルなど、製品価値をより際立たせることができます。
- 表面保護(ホコリ除け)
美観性と同時にフィルムで包装することにより、ホコリ等の外的な刺激から製品を保護します。
- 結束
薬箱の集積や、ボトルの集積を行う事で、物流メリットを出すことができます。
- 省人化・包装コストのダウン
手作業で行っている包装・袋詰めなどを自動化することで省人化・コストダウン・効率化を図ることができます。
シュリンク包装機を検討する際の5つのチェック項目
- 1. 包装する品物と性質
- 2. 包装する品物のサイズ(縦×横×高さ)
- 3. どんな包装の「かたち」にしたいか。
- 4. ご希望のパック数(パック数/時間当り)
- 5. 設置スペース・電源容量・搬入スペースなど。
よくある質問
- Q. 使い方は難しくないでしょうか?
- A. 難しくありません。女性の方でも問題なくご使用いただけます。納品時にはしっかりと使用方法や調整方法などについてレクチャーいたしますのでご安心ください。
- Q. 包装機内に消耗部品はありますか?
- A. カットの刃、カットの刃を受けるゴム、受けるゴムに貼るテフロンテープが一般的になります。
- Q. 包材は何でもよいのでしょうか?
- A. シュリンク専用のフィルムがございます。フィルムの種類につきましては、PP(ポリプロピレン)、PO(ポリオレフィン)、PE(ポリエチレン)などがあり、用途・目的やシュリンク包装機の機種によりフィルムの選定が変わってきますので、お客様のご要望に応じたご提案をさせていただきます。
- Q. シュリンク包装に不向きなものはありますか?
- A. 薄くて軽くて柔らかい物(シュリンクした際に反ってしまう場合がある)、食品に直接包装、製品寸法がランダム供給の製品などはシュリンク包装に適しません。
安全性に関する注意事項
- 熱を持っているところに部分に触れぬようご注意ください。
- 機械が動いている時に、カバーの扉を開けると機械が停止するようになっております。
- 包装物以外のものをベルトコンベアに流さないようご注意ください。