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電動移動式パレットラックとは?そのメリットとデメリット
電動移動式パレットラックのメリット
保管数量を1.5~2倍ほどに増やせる
まず一番のメリットはやはり保管効率を上げる事が最大のメリットとなります。
保管数が増えてきても、なかなかすぐに倉庫を新しく作ったり、移動することは容易ではないので、まずどうすれば保管数を増やせるのかという課題を皆様お持ちのことと思われます。
そこで電動移動パレットラックを使用することで、保管数を1.5~2倍に増やすことも可能となっていきます。
作業スペースを確保出来る
次のメリットが倉庫スペースの有効活用が挙げられます。
倉庫の広さは有限なので、その中で保管や荷捌き、出荷作業などを行う場合いかに倉庫のスペースを上手く使うかが大切になります。
電動パレットラックを利用すると保管数は維持または増加させつつ、新たな作業スペースを作り出すことが可能です。
電動パレットラックの開き方(縦開き、横開き)
通常、移動ラックは横方向に移動することを想定しがちですが、縦方向に開く電動パレットラックもあります。
横開きの電動パレットラックにおいて、フォークリフトで製品を出し入れする際、フォークリフトを旋回させる必要があります。
このラック間の旋回は狭いところでの旋回になるので、転倒したりぶつけたりする事故が起こりやすく注意が必要です。
一方縦方向に出てくる電動パレットラックは直線で製品の出し入れが可能なので、その事故を防止することが出来ます。
お互いメリット・デメリットはあるのでどのラックが自社の倉庫に合うのか考えてみてはいかがでしょうか。
電動移動式パレットラックのデメリット
製品がすぐに取り出せない
移動式ラックは通常閉じた状態なので、すぐにラックに積んでいる製品を取り出すことが出来ません。
したがって、日常よく動かす製品は移動式ラックには適しておらず、この場合は固定ラックへの保管が必要となります。
確かにスペースは広くなりますが、作業効率を大幅に落としてまでの導入はおすすめできず、移動式と固定式の併用をおすすめいたします。
また、移動ラック内でもその中で動く製品は常時通路幅を開けておくなどの工夫でさらに便利に利用することが出来ます。
停電時に使用できないことがある
電動パレットラックは電動なので、停電すると動かせなくなっています場合があります。
機種によっては、停電時に手動で動かせるものもありますが、停電時に備えて非常用の電源を用意しておくかなどの対策が必要です。
電動式移動パレットラックで倉庫運営を効率的に
このように電動式移動パレットラックは、若干のデメリットも確かに存在しますが、特性を理解して使用することで保管数を大幅に増加させたりスペースを有効活用することが可能です。
導入のシミュレーションやご相談がございましたら、ぜひお声がけください。
電動移動パレットラック 走行・レールレスタイプ
https://lplanners.jp/products/dendou-palette-rack/
ダウンロード資料https://lplanners.jp/content_download/dendou_rack/
導入事例
埼玉県の食品製造業者様向けに、 電動移動パレットラックの設置工事と それに伴う既存ラックの解体工事をご依頼いただきました。
>>詳細はこちら