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物流倉庫で女性が働きやすい環境、3つのポイント!
物流業界と女性
近年、物流業界では深刻な人材不足に悩まされていることは皆様ご存知かと思いますが、そのソリューションとして「女性の雇用」がひとつ挙げられます。現在物流業界での就業者の男女比率は男性81%に対し女性は19%となっております。もし、物流業界における女性比率が他産業並みの水準になれば、物流業界の人不足問題など、一気に解決してしまう可能性があるわけです。
女性が働きたい物流会社とは?
ここでは実際に物流業界で働く女性がどのような現場や労働条件に魅力を感じるか、具体的に例を挙げてみましょう。
ポイント1:フレキシブルな勤務体系
お子様の送り迎えや行事への参加などがある主婦層には「短時間勤務OK」という表記だけで応募率が倍近くになるそうです。最近では24時間営業している通販物流倉庫なども増えているため、働き方は多様化していくでしょう。
ポイント2:現場環境
古い倉庫や周りの環境が悪い場所だと離職率高く、「軽作業のみ」、「キレイな事務所あり」、「ロッカー・休憩所完備」の倉庫では求人も集まりやすいです。最近の物流倉庫では、託児所やカフェ併設いるなど、お弁当のデリバリーサービスなどを福利厚生として用意しているところもあります。
ポイント3:立地
これは意外と駅からのアクセスではなく、住宅地からのアクセスがポイントです。家庭に何かあってもすぐ帰れるよう、自転車距離圏内にある倉庫は人が集まりやすいそうです。今後物流倉庫の立地は、交通インフラのアクセス+住宅地域で考えていく必要がありそうです。
具体的な省力化への取り組み
各企業では具体的に女性や高齢者の方向けに省力化システムなど導入し始めています。物流倉庫プランナーズでもご紹介している、バキュームシステム(吸着搬送装置)やパワーアシストスーツは直接的に作業への負担を軽減することができます。また現場からの声で、物流機器の軽量化のニーズが多かったことから、軽量かご台車の製品開発も進めております。通販物流業界や、アパレル、化粧品業界など女性が多い現場では今後こういった形での省力化が進んでいくのではないでしょうか。
女性が働きやすい現場は男性も働きやすい
物流業界のみならず、どんな職場も女性が働きやすい=男性も働きやすいはずです。今後ますますの人手不足が懸念される中、各企業において「女性の雇用」は大きなポイントになっていくのではないでしょうか。物流倉庫プランナーズでは物流現場の環境改善という点から、さまざまなソリューションをご提案して参ります。