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「自動倉庫」で物流倉庫の悩みを解決!コスト削減、効率化、精度を同時に解決
物流倉庫の担当者は、コスト削減、物流効率化、出荷精度を同時に求められます。
例えば、コスト削減のために、物流スタッフを減らせば、物流の対応が遅くなります。誤出荷を減らすために、検品を複雑にすれば、手間が増え非効率になります。物流の高速化を実現するために物流スタッフを増員すれば、人件費が増えます。
他にも、収納効率を高めるため、平置き棚やラックを積み上げれば積み上げるほど、出荷作業は混乱しやすくなります。このように相反する課題を同時に解決することが職務となります。
近年、コストを削減するために、省人化や省エネ化、省スペース化などあらゆるものを減らしていく傾向があります。物流業界でも同じく保管効率を上げる方法や時間短縮のための施策など現場は日々模索しています。今回はそういった問題を解決する案の一つとして「自動倉庫」をご紹介します。
自動倉庫とは?
自動倉庫とは、庫内の作業を自動化する装置です。指示をコンピューターに出せば、自動で入庫作業を行い、ピンキングして、出荷作業ができます。
小さいサイズのものから、コンテナやパレット単位の重量物も楽に管理できます。近年では、人による運搬作業より効率化できるとして導入されるケースも増えています。
自動倉庫 3つのポイント
1.ピッキングミスがほぼ0に!?
出荷ミスにも繋がるピッキングミス。たった数件でも顧客の信頼関係も失います。どんなに慣れているベテランでも、人手である限りミスが発生します。
自動倉庫であれば、登録した商品を間違いなくピッキングできます。機械によるチェックを行うことで、ピッキングしたものを人で確認する手間も省けます。出荷効率も向上できます。
人に100%の精度を要求する現場では、人へのストレスも大きく、ミスも発生します。自動倉庫を導入すればミスも減り、同時にストレスも軽減されます。
2.少数の人数で搬送までラクラクに!
通常、倉庫では商品をピッキングして出荷手配します。まず一つ一つ商品を集めて、ミスがないか再度確認してから梱包したりトラックへ積み込むのが一般的です。自動倉庫であれば、商品がどこにあるか確認をせず、ピッキングする商品を選択するだけで、自動で商品を集めることができます。
コンベアなども導入しておけば、そのままトラックの近くまで搬送が可能です。人員を極力増やさずに作業を行うことが可能です。人員は単純作業から解放されて業務拡大につながる事業に参加できます。
3.環境を気にせず、スムーズに!
自動倉庫は食品、薬品、鉄鋼等の企業で導入されることが多いです。理由は温度管理です。温度管理をしっかりと行わなければならない保管物に最適だからです。
例えば、低温で管理しなければならない保管物の場合、人による作業が困難です。自動倉庫であれば、24時間ロボットが自動で作業を続けることができます。また人が出入りする必要が減るため、温度の変化も少なくコスト削減や品質も向上します。
食品や製薬企業の例では、外部からの雑菌が入りにくくなるため、より衛生的な作業環境を構築できることが決め手となります。
あらゆる業界で一般化しつつある自動倉庫
物流倉庫業のみならず様々な業種で自動倉庫が使用され始めています。お寺にも導入される事例もあります。家族専用コードを読み取ると、目の前に仏壇が現れる仕組みです。都内などお墓のスペースが無く、ビルの中に縦のスペースを有効活用して導入されています。
地震災害の対策として、自動倉庫を入れるタイミングで、補助電源や自家発電機を導入することで、非常事態の対策に力を入れている物流倉庫も増えてきています。
自動倉庫を導入される予定のある方、コスト削減、物流効率化、出荷精度を求められる悩んでいたり、少しでも興味がありましたら、是非一度お問合せください。自動倉庫がお客様のご要望に適しているのか、しっかりとご提案させて頂きます。