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梱包作業を効率化して梱包スピードをあげるポイント

梱包作業を効率化して梱包スピードをあげるポイント

製品を出荷する場合、なんらかの梱包作業を経て出荷するケースが多いですが、梱包作業を完全自動化できるケースはまだ稀で、多くの場合手作業での梱包も多いかと思います。
しかし、物流業界全体の問題として、人手不足が深刻化しているなかで、ECの需要の増加などにより出荷量は増え続け、作業負担が上がり続けることから必要なポイントを考えて自動化を進めていく必要があります。
今回はこの梱包作業において、いかに効率を上げて梱包スピードのアップ、出荷スピード、出荷量を上げるかを考えていきたいと思います。

倉庫でのダンボール梱包作業の効率化

製品を梱包する場合の多くの場合ダンボールを使用することが多いと思います。
この場合、ダンボールは梱包作業を行う時に都度組み立てるか、組み立てたダンボールを予めストックしておいて梱包スペースに運ぶ方法がありますが、どちらにもメリットとデメリットが有ります。

梱包時に都度ダンボールを組み立てる場合

メリット・・・省スペースで作業場が煩雑にならない
デメリット・・・梱包スピードが低下する。個人の経験値が作業スピードにでる。

ダンボールを組みた立ててストックしておく

メリット・・・梱包作業に集中でき梱包スピードが上がる
デメリット・・・組み立てたダンボールを保管するスペースが必要。作業スペースが煩雑化する

このデメリットを解消しつつ、ダンボールへの梱包を効率化するには

作業場をスッキリさせるには、コンベアで保管しているダンボールを流しストックしておくといいのですが、これではまだ、「組み立てたダンボールを保管しておくスペースが必要」という問題が残っているので、これに対応するためは製函機の導入がおすすめです。
製函機が自動または半自動でコンベアに組み立て済みのダンボールを供給するので、ダンボールを組み立てて保管しておくスペースも必要なく、作業員の方は都度ダンボールを組み立てる手間もかからないだけでなく、人がダンボールを組み立てるのに比べ最大5倍のスピードで組み立てが可能になります。

倉庫での包装作業の効率化

包装作業も手作業では大きく時間のかかる作業です。製品によってどのような包装をするかが異なってくるため、多くの種類の製品を扱う企業では自動化にコストがかかってきますが、衣料品のみ、飲料のみなど限られた品種を扱う企業では自動化機器によって大きく省人化と作業スピードを上げれるポイントになります。

自動包装機による効率化

衣料品やタオルなどの製品を透明の袋に包装する場合は自動包装機がおすすめです。
包装機を導入前は4人で手作業で行っていた包装業務が、包装機導入後は一人での作業が可能になり、大きな省人化と省力化が可能です。
また、脱気効果によりより多くの商品を積めるので運搬コストの削減も可能となります。
自動包装機

自動包装機による効率化

フィルムに熱を加え製品に圧着させるシュリンク包装も食品から本、化粧品など様々な製品で利用されています。
シュリンク包装は、複数の製品を包装でまとめたりする用途のほか、耐水性の向上や、汚れの防止、また、未開封の証明となる製品の安全性を証明する役割があります。
シュリンク包装は、熱で圧着させるため、必ずシュリンク包装機を使用することになりますが、手作業で1商品ずつシュリンクしていくのは大変手間がかかります。解決策としては、自動のシュリンク包装機の利用となり、利用によってコンベアから製品を流すだけで包装が可能となり、出荷量も約2倍に増やすことが可能となります。
シュリンク包装機

梱包・包装機器はどれを選べばいいかわからない

上記で述べた以外にも出荷するまで様々な工程を経て出荷となりますが、省人化や省力化、ミスの軽減や、出荷量とスピードを上げるには、人手不足が課題の物流業界では機器の導入が必要なことが多くなってくるかと思います。
機器を選定する際は、まず自社がどこの工程において時間がかかっていたりミスが多いのかを考え進めていくかということが大事になってきますが、そこからどの機器を選べばいいのか、どのような機器を選べばいいのかわからない場合も多くあります。
がありましたら、ご相談にただだけましたら、最適なプランをご提案させていただきますが、まずは下記の「梱包作業・出荷作業の省人化機器比較」ページを御覧いただいて、どのような機器があるのかを知っていただくだけでも、省人化への第一歩となるかとお思います。下記ページでは工程ごと、機器ごとに製品特徴や仕様などを記載しておりますので、ぜひご覧ください。

▽関連サービス
梱包作業・出荷作業の省人化機器比較https://lplanners.jp/packing/

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